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訪問マッサージ(北九州八幡西区)回顧録3

高齢者対象の訪問マッサージの終わり方にはいくつかのパターンがあります。

先ず完璧に歩ける様になって身体介護も必要なくなった場合(ほぼ70才代まで。80才代を越えるとある程度歩ける様になっても中止するのが不安で継続する場合が多い)。

次に内科的疾患で入院もしくはドクターストップがかかった場合。

今回の方は御家族の希望もありドクターストップがかからずほぼ昏睡状態になった90代の女性です。

此処で大変貴重な体験をさせていただきました。いつもベッドで仰向けで寝ているのですが、両足、両手、背中とマッサージを進めていくうちに明らかに穏やかな表情になっていくのです。

それを毎日見るのが楽しみでもありました。

そして最後の日、うっすらと目を明け 「明日もきちょくれな」 と大分弁で言われました。

私はビックリしましたが 翌日の再会を約束して帰りました。
その日の夜 息を引き取ったと連絡がありました。
その後 時々 そちらのお宅でお会いしていた看護師さんと話す機会がありました。
「今まで何度もご臨終の場面に立ち会ったけど家族の方はどうしていいか分からずにただ呆然と患者さんを取り囲んで見ているだけだった。

今度から手を握ったり擦ったりしてあげて下さいと言ってみる」と言っていました。

 
 

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